いつかは漆のお重もほしいけれど、これもお気に入りのお重のひとつ。実家を掃除しているときに見つけた陶器のお重。ちょっとアンティークもので、一番下の段は残念ながら割れていたのですが、グレー地に貫入の入ったお重でそこに墨絵のような梅の枝、金で書かれた三日月となんともいえないモダンな風情です。
小さいのであまり入らないけれど、おせちのメニューをちょっと詰めて実家におすそわけしました。
そんなおせちの覚え書き。
・くりきんとん.....去年は真ん中に栗をいれましたが今年は栗を細かくしてきんとんから顔を覗かせるように
・サツマイモの皮のきんぴら...きんとんをつくるときに出るさつまいもの皮がもったいないので甘辛くきんぴらに
・たたきごぼう.....じっくりじっくり蒸し煮して酢と醤油とすり胡麻であえる
・ごまめ.....から煎りしたごまめを甜菜糖と黒砂糖としょうゆにからませて白ごまをふる
・なます.....と大根を千切りにして、富山のりっぱな干し柿も千切りに。干し柿の甘味があるので他の甘味はいれず、たっぶりのゆずとお酢であえる
・ゆりねの梅あえ.....うすいお出汁でゆでたゆり根を梅肉であえる