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活版印刷
kappan

先日、活版印刷で刷った葉書がつくりたくて、問い合わせをさせていただいていた印刷会社さんに、工場見学をさせてもらいました。
そこはもう建物の佇まいから、一歩踏み入れたその空間までとてもレトロな、映画のセットのような場所でした。(と思ってたら、NHKの朝ドラ「芋たこなんきん」にも使用されたそうです)
あつかましいお願いを快く受けて下さった社長さんは、「想像しているより工場チックであまり綺麗なところじゃありませんよ」とおっしゃっていましたが、
古いものと手仕事の道具が大好きな私は、見せていただいた活版の文字や、ガシャンガシャンと大きな音をたてて動く印刷機はもちろんのこと、活版印刷の道具が入っている引き出しや机、拾った活字を入れる箱、活字の並んだ棚にも大興奮でした。

活版の版をつくるのはまるでパズルを組むようなものでとても大変そうなのに、社長のお父上は、手の感覚で文字組ができるそうです。
文字の棚から豆粒より小さな文字を選んでいくだけでも気が遠くなりそうな作業なのに、それを段落や空間を考えて配置していくなんて、すごい職人技です!
でも、昔は毎日の新聞がそのようにして刷られてたのですから、そんな今では驚くべき職人さんが、町中にたくさんいたんでしょうね。
そういえば、小さい頃に呼んだ宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」でジョバンニがしていた仕事が活字拾いでした。関西では震災のために活字がなくなってしまい活版印刷を廃業されたところが多いらしいです。寄せていただいた印刷屋さんも震災でだいぶと活字がなくなったそうです。

20年ちかく前に、「ぜんまい屋の葉書」という本と出会って以来、ずっとずっと活版印刷が気になっていたので、空間ごと味わわせていただけてとても幸せなひとときでした。
ぜひ、名刺やカードなんぞつくってみたいとおもっている今日この頃です。


*****やさい食堂からのお知らせ
6月は両日とも満席となりました。
ありがとうございます。
6月のやさい食堂
coffee

6月のsuitenやさい食堂の日程が決まりました。

6月7日(日) 11:00〜14:00ぐらい 満席
6月8日(月)11:00〜14:00ぐらい 満席
受講費:3500円

メニューは決まり次第ブログとHPにてお知らせさせていただきます。
お問い合わせ、ご予約はd'iciさんまで、お気軽にお願いいたします♪

先日のやさい食堂の様子をベビーマッサージセラピストのCHIEさん
ブログにご紹介してくださいました。
4月の様子は、素敵なお茶会をひらいていらっしゃるるるさんと、
Turtle Rattle Factoryのshokoさんが紹介してくださってます。

ありがとうございました♪
やさい食堂
ポジャギpojagi
ポジャギ韓国


6日、7日はスイテンやさい食堂の日でした。
d'iciさんにはゆりさんお手製の新作ポジャギ
が増えていました。
残念ながらあいにく雨でしたが、やさしく
光を通すポジャギは素敵ですね。


そんなd'iciさんにちなんで韓国海苔巻きのキンパをつくってもよかったかな・・と今頃になって、ふと思いつきました。


マクロビ巻きずし 玄米まきずし

今回のメニューは・・・

みんなで・・・
・新しょうがの玄米巻き寿司
・蓮だんごとふのりの精進おすまし

小さな小皿は・・・
・新たまねぎとみょうがの甘酢漬け
・甘夏とえんどう豆の白和え
・きんぴらごぼう味噌風味

デザートもみんなで・・・
・レンズ豆のおしるこ

前回はおだしがなくてもお野菜の蒸し煮、重ね煮だけで、十分おいしくお味噌汁ができることをお伝えさせていただきましたが、今回は、マクロビオティックのお出汁のひとつ、昆布だしとほんのちょっとの塩とお醤油だけでおいしいおすましを作りました。
(6日に来ていただいた皆さん、びっくりハプニング、失礼しました・・・)

genmaisusi

いただきます、は今回はお膳仕立てで、豆皿はみなさんお好きなものを選んでいただきました。

マクロビぜんざい

一甘のおしるこ、ちょっと具だくさんに盛りつけすぎてしまいました・・・反省。
白玉はよもぎをいれて。


今回は二日とも雨でしたが、そんななか楽しみにして来てくださったみなさん、ありがとうございました。今回もまた映画「いのちの食べ方」をご覧になったという方がいらっしゃったり、姪御さんに赤ちゃんがお生まれになったその足で駆けつけてくださったり、ベビーマッサージのセラピストさんや、独学でマクロビを実践してとても上手に自分の身体と向き合っていらっしゃる方、妹さんが正食協会で学ばれてた方や、第二回から続けてきていただいている方など、楽しく嬉しい時間を過ごさせていただきました♪

次回は6月の予定です。詳細がきまりましたらご案内させていただきます。
バナナスコーン
マクロビスコーン

なぜかバナナをそのまま食べるのは苦手なのですが、火をいれたバナナには惹かれます。
バリで食べたバナナパンケーキや、タイやインドのバナナフライ、そんな旅の思い出とつながっているからかもしれません。
それでもめったに買わないのですが、お菓子にするにはいい具合に熟れすぎた有機のバナナが特売!になっていたので、バナナスコーンをつくりました。
ほんの少し、メープルシロップを入れましたが、入れなくてよかったんじゃないの?とおもうくらい自然の甘味たっぶりのスコーンになりました。
ホロッとかサクッとかしないので、スコーン風ぶあついしっとりクッキーパンというほうが正しいかもしれませんが、そこは大目に見て・・・おいしかったらよしとします。