この日はおしゃれなものがあるらしいカーンマーケットを見にいきました。
歩くだけなら10分ほどで回れる小さなエリアに結構お高いセレクトショップや、インドのブランドショップが立ち並んでいます。立ち並んでいるといっても実際行ってみるとそれを聞いて想像する感じとはかなり違うと思うけど。
ウロウロしていると突然の雨で、一番近かったちょっとこじゃれたベジタリアンカフェでランチ。こちらはイスラエル料理ぽく、パロータ(インドのパイぼいパン)にファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)が3つ巻かれているものに、フマス(ひよこ豆のペースト)のセット。彩りはいまひとつだけど味はおいしい。
こちらは名前は忘れたけど、パン生地のなかにそれぞれ違うマサラが入っていて焼いてるようなもの。ちいさなカレーバンのようなものというのが近いかな。それに小さなじゃがいものソテー、グリーンチャトニとライタだったか、ココナッツチャトニだったか・・・。
雨が止まないので、このカフェではゆっくりとお茶とデザートまで。
インドの甘いデザートは、舌がもげそうにただひたすらに甘いのでおそろしくて食べられないけど、こちらのカフェは日本のカフェみたいなケーキがいろいろあって、食べたのはあたたかいリンゴのクランブル。日本のデザートと甘さがかわらずほっとしました。
そしてこの後夕食は、次の日からのアグラ、ジャイプールという3泊4日の旅行にいっしょに行くインド人の友人レジーシュくんと彼の母姉、友人という総勢10人とまたも南インド料理のレストランで食事。彼のお母さんはとっても料理上手、前回はケーララ州のお宅におじゃまさせていただいてバナナの葉の上で食べる本格的な絶品ミールスをごちそうになりました。インドで唯一おいしく食べられたスイーツも、彼女のつくったパイサムでした。そんなお母さんは私との再会をとても喜んでくれて嬉しかったのですが、お母さんも私も英語に難があり(笑)意思疎通がはかれなくてもどかしい・・・。
インドは多言語国家なので出身の州が違えば使っている地元の言葉はまったく違うらしくインド人どうしでも、いろんな州出身の人が働くデリーのような都会では英語が共通語。だからインドって(というのはざっくりしすぎですが)ほんとに多くの人がふつうに英語ーインド英語をしゃべれるのでびっくりします。むこうにしたら英語を習っているはずなのにしゃべれない私が不思議らしく、「なぜマヤは英語がしゃべれないの?」と、私も答えを聞きたいストレートな質問を受けてしまいました・・・
日本の教育事情や日常に英語にふれあう機会がインドにくらべて圧倒的に少ないという環境について説明するオット。しゃべれなくてもざっくりと話されている内容はさすがにわかる私・・・人にいいわけをしてもらってるみたいで悲しい・・・でも君の英語はかなり早口で私の習ってきた発音とは違いすぎるんだよ〜といういいわけもしたい。
海外に行くといつも思うこと・・・今からでもがんばろう・・・
そんな今の私にはこれ?
いや、その前にやるべきことはたくさんありそう・・・・
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