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タージ・マハル!
とっても暑い日だったので、この炎天下の中タージマハルに行くよりは他を回ってから夕方にいったほうがいいよとのアドバイスで、おすすめの数カ所を見た後、アグラ城へ。ここはタージ・マハルを建てた王様が息子に囚われ幽閉させたという赤いお城。まさに映画に出てくるような桟橋?つきのお城に興奮。
インド人と、外国人との入場料のあまりの違いにびっくり!

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囚われの身となった王様はここから、亡き王妃のために建てたお墓タージ・マハルを眺めていたのね〜なんて思っていたら、野生のオウム発見で大興奮! 

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しかし、アグラ城での暑さは尋常でなくだんだんと意識が朦朧としてきます。
そんな意識状態のまま、大理石細工工房に・・・連れて行かれる。。。
いわゆる、ガイドさんはここに連れてきた観光客がお買い物をするとマージンがいただける、というお決まりの観光コースのようで。。。それでもタージマハルが作られたときと同じ方法で作られているという大理石細工の細かさと、それを説明する工房のスポースマンおじさんの、お買い物スペースまでいざなうように綿密に練られた見事な説明は素晴らしく、一度体験の価値ありの観光でした(笑)

暑さもやわらぎちょうどいい感じになってきたので、いよいよタージ・マハルへ。
日曜日や、日中ではチケット買うのにも数時間まちの長蛇の列ができることもあるらしいけど(インド人のみで外国人は別枠があるのかもだけど)その日はまったく並ぶことなく、すぐに入れました。メインゲートの向こうがタージ・マハルです・・・・

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夕暮れのタージ・マハル。
入ったときは白かったのですが、帰りに振り返ってみるとほんのりピンクがかってました。
人の写っていないタージ・マハルは貴重かも♪

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タージ・マハルから沈む夕日を眺める。。。。。

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閉門の時間が来ると、結構な勢いで警備の人たちに追い返されます。みんな聞きつ流しつつ最後の写真撮影に必死でした(笑)




列車でアグラへ
アグラはあの有名なタージマハールがあるところ。
今回の旅行を考えるまではまったく地理的なことは知りませんでしたが、首都デリーとアグラとジャイプールというのは、ゴールデントライアングルといわれ世界文化遺産が5つ密集している最も有名な基本的観光地のようです。

そのアグラへはデリーから列車で約2時間。
朝5時にホテルを出て、早朝の列車で出発。
この便には朝ご飯がついていました。まずは紅茶のセットが運ばれてきます。赤い小さな魔法瓶ポットがかわいい。それにマリービスケットとまるで同じ味のビスケット。紅茶はチャイではありません、ティーパックで自分で入れます。
ポットはプラスチックで、よくみると酷使されてキズキズです。いろんなことが気になりますが、雰囲気でおいしくいただきました(笑)

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しばらくすると、朝食が運ばれてきます。すこしだけスパイシーなジャガイモのコロッケ2つと、スパイシーなケチャップ、あまーいジャム、それとパン、小さなペットボトルのジュースもついてます。

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アグラに到着。オートリキシャのちょっとダンディな風貌のおじさんと交渉しホテルまで。この運転手さん、物静かなお友達のおじさんといっしょに乗っていて、早々に彼と運転を代わりガイドと化し、結局1日チャーターということでお願いしました。途中から知らない警備員みたいなおじさんも勝手に乗ってきて(途中でまた勝手に降りていったけど)、小さなオートリキシャに6人乗り!両サイド2人からだが半分そとに出てます・・・

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ホテルへ到着。インドちっくな演出でお出迎え。

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レジーシュのお母さんが前の晩遅かったにもかかわらず、夜中2時に起きて朝ごはんをつくってくれていたので、列車での朝食は控えめにし、ホテルでまずは腹ごしらえ。手作りのイドゥリとトマトオニオンチャトニ。やっぱりおかあさんの味はやさしくておいしい。

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ホテルの屋上にのぼってみると向こうのほうにお初に見るタージマハールが!
気分が盛り上がってきたところで、アグラの街へいざ出発。

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カレーカレーカレーその3
この日はおしゃれなものがあるらしいカーンマーケットを見にいきました。
歩くだけなら10分ほどで回れる小さなエリアに結構お高いセレクトショップや、インドのブランドショップが立ち並んでいます。立ち並んでいるといっても実際行ってみるとそれを聞いて想像する感じとはかなり違うと思うけど。

ウロウロしていると突然の雨で、一番近かったちょっとこじゃれたベジタリアンカフェでランチ。こちらはイスラエル料理ぽく、パロータ(インドのパイぼいパン)にファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)が3つ巻かれているものに、フマス(ひよこ豆のペースト)のセット。彩りはいまひとつだけど味はおいしい。



こちらは名前は忘れたけど、パン生地のなかにそれぞれ違うマサラが入っていて焼いてるようなもの。ちいさなカレーバンのようなものというのが近いかな。それに小さなじゃがいものソテー、グリーンチャトニとライタだったか、ココナッツチャトニだったか・・・。
雨が止まないので、このカフェではゆっくりとお茶とデザートまで。
インドの甘いデザートは、舌がもげそうにただひたすらに甘いのでおそろしくて食べられないけど、こちらのカフェは日本のカフェみたいなケーキがいろいろあって、食べたのはあたたかいリンゴのクランブル。日本のデザートと甘さがかわらずほっとしました。



そしてこの後夕食は、次の日からのアグラ、ジャイプールという3泊4日の旅行にいっしょに行くインド人の友人レジーシュくんと彼の母姉、友人という総勢10人とまたも南インド料理のレストランで食事。彼のお母さんはとっても料理上手、前回はケーララ州のお宅におじゃまさせていただいてバナナの葉の上で食べる本格的な絶品ミールスをごちそうになりました。インドで唯一おいしく食べられたスイーツも、彼女のつくったパイサムでした。そんなお母さんは私との再会をとても喜んでくれて嬉しかったのですが、お母さんも私も英語に難があり(笑)意思疎通がはかれなくてもどかしい・・・。

インドは多言語国家なので出身の州が違えば使っている地元の言葉はまったく違うらしくインド人どうしでも、いろんな州出身の人が働くデリーのような都会では英語が共通語。だからインドって(というのはざっくりしすぎですが)ほんとに多くの人がふつうに英語ーインド英語をしゃべれるのでびっくりします。むこうにしたら英語を習っているはずなのにしゃべれない私が不思議らしく、「なぜマヤは英語がしゃべれないの?」と、私も答えを聞きたいストレートな質問を受けてしまいました・・・ase  日本の教育事情や日常に英語にふれあう機会がインドにくらべて圧倒的に少ないという環境について説明するオット。しゃべれなくてもざっくりと話されている内容はさすがにわかる私・・・人にいいわけをしてもらってるみたいで悲しい・・・でも君の英語はかなり早口で私の習ってきた発音とは違いすぎるんだよ〜といういいわけもしたい。

海外に行くといつも思うこと・・・今からでもがんばろう・・・

そんな今の私にはこれ?



いや、その前にやるべきことはたくさんありそう・・・・







カレーカレーカレーその2
この日はコンノートプレイスへ。
コンノートプレイスは“ニューデリーの中心、円を描くようにコロニアル様式の建物が建ち、ブティックやホテルが入り観光の拠点に”なんて書いてあったけど、正直崩壊しかかったようなビル群のなかに、突然ブランドのお店が入ってたり、レストランが入ってたり、でも閉まっているような店も多くて生きているのか死んでいるのかわからない不思議な空間でした。地図をみようものならすぐに「どこへいくんだ、いいマーケットがある」と声がかかります。

食事はというと、思った以上に北インドのカレーが辛かったり、しょっぱかったり、脂っこかったりで、すでにしんどくなってきた3日目。南インド料理が早くも恋しくなり、ランチはミールス(南インドの定食)。真ん中のパンはプーリーといって揚げて丸く膨らんでいます。ミールスのやさしくて変化に富んだ味に癒やされるも、さすがにプーリー4つは脂っこい・・・

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夜もコンノートプレイスの近くに行列のできる南インド料理の人気店があるということで、南インド料理。ミールスまで食べる食欲もなかったので、南インドでは朝食や軽食(ティファン)として食べるイドゥリとワダのセットとウプマ、そしてマサラドーサを食べました。軽食といえど結局しっかり食べてます(笑)

イドゥリはお米と豆を発酵させてつくった蒸しパン、ワダは豆をつぶしてドーナッツ状にしてあげたもの、それにサンバルという野菜スープのようなものとチャトニと言われるソース(ココナッツチャトニ、トマトチャトニ、グリーンチャトニなどいろいろあります)がセットになっています。

ウプマはパスタの原料であるセモリナ粉でつくる少しスパイシーで、ちょっとねっとりした、見た目はおからのようなもの。たまにオットが朝食に作ってくださるが、カレーリーフの香りとカシューナッツも入ったその食感ははまるとおいしい。不思議な取り合わせだけど、バナナと食べるとこれまたおいしい。

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マサラドーサは、豆でつくったパリッサクッとした薄いクレープのような生地に、ジャガイモのスパイスマッシュ炒めのようなものをくるんであるもの。

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この奥にジャガイモのマサラがあります。生地を上から押して中のマサラを横へ押し広げながら、生地ごとちぎってサンバルやチャトニにつけていただきます。

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8年ほど前に南インドにいったときは、まわりもほとんど手で食べてたし、うまく手で食べるのに苦労して何度も手がつりそうになったけど、今回はまわりのインド人もフォークやナイフを使って食べている人がとても多かったです。手で食べるとケータイやスマホが汚れるかららしいです・・・なるほど。



カレーカレーカレーその1
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ディッリーハートという入場料を払ってはいるデリー観光局運営のマーケットでの食事。食べたのはラジャスタン地方のターリー(定食)。チャパティのようなものはとても硬く、カレー各種はとても辛く、パパドの下にある丸いものはバサバサとして・・・ここのお店がそうなのか、ラジャスタン地方のごはんがそうなのか、この先のジャイプール行きがちょっと不安になる食事。
ふと周りを見渡すと、どうもここのフードコートはインド各地の料理が食べれるようで、せっかくならオリッサとか行ったことのない地方の料理を食べればよかったと後悔しきり。もしくはせめてお気に入りのケーララ料理にしておけばと・・・一番はやってたお店だったのに↓・・・・

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一日動き回ってホテルに戻ると再び外に夕食を食べに出るパワーが出ず、さっそくホテルのルームサービスで済ませてしまう。インドではルームサービスは日本のようにお夜食セット・おにぎり1,000円とかという法外な値段でないので嬉しい。ベジタブルビリヤニと、トマトスープ、前回とは違うダルのカレーと炭火で焼いたチャパティ。ビリヤニには必ずライタ(プレーンヨーグルト)がつきます。このダルカレーはしょっぱかった・・・






メインバサール捕物帖
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前日の夜に、なんとなくディープな界隈にあるホテルであることは感じてましたが、朝起きて見ると、人、人、犬、リクシャ−、リクシャー、人、犬、牛、バイク、車、オート、人、人、人・・・と狭い道路にセンターラインの意味もむなしく、クラクションの音がひっきりなしに、砂埃とともにたくさんのものが往来していました。

左手奥の方にみえる「HOTEL Le ROI」と書かれた建物が泊まったホテル。
雑踏の中のオアシス的な快適ホテルでした。

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この通りの一本となりが安宿街で旅行者が多いメインバザール。一本入るだけでそこは観光客用ザ・インド!
たくさんのお土産物やさんがならび、いろんなものがひしめき合っています。

この通りをリクシャにのって通ったとき、その隣を人混みの中を全速力でかけていく男性がひとり。

「なに?なに?」と思ったら、続いてたくさんの人が口々に叫びながら、おそらく「ドロボー!」とか「その男をつかまえろ〜!」とかいいながら、同じ方向へドヤドヤドヤ〜っと走っていきました。「すごいの見たね〜、あんだけたくさんの人に見られて追いかけられたら逃げられへんなぁ」と言っていたのもつかの間、大きなライフルを腰にさした4人の警官に生け贄のヒツジみたいに両手両足をもたれた先ほどの全力疾走男が、前を横切ってどこかへ運ばれていきました。あっという間の捕り物劇。

何かを盗られたとき、大声で叫ぶとたくさんのサポートが得れるようです。