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アーユルヴェーダなランチ
あと何回インドで食事ができるか、それを逆算しながらのレストラン選び。
どうしてもはずせないチェックしていたお店がふたつありました。

そのひとつがアーユルヴェーダのセラピーセンターもあるSanjeevanamというベジタリアンレストラン。

運転手さんが何度も何度も電話してやっとたどり着いたお店は、おしゃれなホームページからは想像できないまったく普通の、内装にもなんの味気もこだわりもなさそうなレストラン。
でもそれがとってもこだわりのお料理でデリシャスッ!だったのです!
あー、もう一度食べたい・・・


ここのランチミールスは28種類のお料理が、果物→野菜→穀物といった身体の消化に負担のかからない順番にそって出されていきます。
「使われている食材は全てフレッシュで、長期保存がきくような食材、精製された小麦や砂糖、冷蔵庫に保存されたものは使われていません」というようなことが、ペーパーランチョンに書かれています。


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そしてサーブされる順番が書かれたメニューボードが各テーブルの上に。



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まず出てきたのは、よく熟したバナナにココナッツのスライスがかかったもの。これによって食欲をそそり後に続くメインコースの吸収を促すのだそうです。
そして次に出てきた5色の飲み物。これも飲む順番が決まっていて、手前からデーツのジュース(ミネラル補充)、ナッツミルク(必須脂肪酸)、ベジタブルクリアースープ(前菜として)、バターミルク(体内システムを冷やす)、ブラウンライスウォーター(ビタミンB)と意味があるそうです。


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その次からはバナナの葉のうえにサーブされるのですが、最初の数種類はビタミン・ミネラル・食物繊維・酵素などを取り入れるために生野菜のお料理いわゆるローフード、次に半調理された料理が数種類、その次にきちんと火を通した料理が数種類(ただし揚げ物はなく蒸す・焼く・煮るで調理されたもの)。
どれもこれもおいしくてついごはんと一緒に食べたくなりますが、ここまではお米のサーブはなく、やっとメインコースがやってきます。メインコースは 赤米にダル、サンバル、ラッサムなどの南インドの定番の汁物が出てきました。
そして南インドですからどれもこれもおかわり自由です。ふつうに食べてても十分におなかいっぱいなのに、少しでも減ると「おかわりは?」とやってきてくださいます・・・
ここでやっとデザートのパイサムが。
そして最後に手のひらに消化を助けるために蜂蜜がたらされます。

新しいお料理がサーブされるたびに、マイスプーンとして使用していた右手をフキフキしてカメラで撮っていたのですが、どんどん混ざっていくので美しいものではなく・・・ase
ということで、ホームページの画像を拝借↓

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これだけの量を食べたのに、きちんと消化の順番に食べたからか、小麦系のものがないからか不思議と食べ過ぎて苦しいということがありませんでした。
それともただたんにだんだんと胃が大きくなってきてただけでしょうか・・・






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インドで荷物を送る
マハーバリプラムからは贅沢にタクシーでチェンナイに戻りました。

でもなかなか思い切れない私たち・・・
「この暑さの中、リクシャでバス停まで移動するの大変やな」
「日よけのなさげなバス停で、バスは時間通り来ないだろうし・・・」
「バスが来ても途中乗車やから、満席やったら乗れへんかもよ」
「重い荷物を持って乗り込めたとしてもまたチェンナイのバスターミナルからけっこうな距離をホテルまでリクシャで移動やし・・・」
「・・・・・・」
「となると、それなりに時間も運賃もかかるし、体力も使うし、値段交渉もせなあかんし、この選択はそんなに贅沢な話ではないよね。ね。」とタクシーでチェンナイに行きたい自分たちにお互いに朝から納得できる理由を並べたて、やっとタクシーで移動に決まりました。贅沢といっても大阪市内でタクシーに20、30分ほど乗った値段と、チェンナイまでそれなりに飛ばしての2時間ほどのタクシー代は同じようなもので、びっくりするほど安いとも言えるのですけれど・・・

チェンナイでは、初日に悩んで保留にしていたお買い物、ベッドリネンやラグを思いきって購入。
「ひと旅、ひとアイテム、旅の思い出を我が家のインテリアに」をいいわけに、いやモットーに。

買ったお店はKalpa Druma というお店。
生地や布製品のほか、洋服やアクセサリーも売っています。そのうえ建物の離れには同系列のオーガニックの食品店Kalpa Kshemaも。
アイテムのおしゃれさ、洗練度はカフェでお茶をしたAmethystのほうが上で、お値段も上。こちらはよりインド色が強い感じ。

お店からは直接郵送は出来ないと言われさすがに重くて持って帰れないので、郵便局にいって郵送の手続きをしました。

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まずは日本までの料金を確認。約12kg!
やはりラグは重かった・・・


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中身が見えるような状態で持って行くと(というか、中身がわかるような状態で持って行かなければなりません)、重さをはかられてダンボールに入れられ、目の前で白い布に包まれてザクザクと見事に手縫いされていきます。



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その布に直接住所を記入。

10日ほどで我が家に到着。
早い!

そのときの思い出とともに時間差で届く荷物もいいものですニコ


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町なかウロウロ、お店イロイロ
お昼を食べてからチェンナイに向かおうということで、ランチのお店をチェックがてらマハーバリプラムの町を少し歩いてみました。

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遺跡などの観光地とは反対方向へ向かったためか町の人々の日常のお店がいろいろありました。


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日用雑貨のお店。カラフルなバケツや、プラスチックのイスやビニールひもを編んだお買い物バックなど店のなかは通り道がないくらいに積まれていました。

インドでお安めのホテルに泊まるとたいていバスルームに置いてあるバケツ、シャワーのお湯が勢いよくでないことや、なかなかお湯にならないことも多いインドではそのバケツにお湯をためて取っ手のついた洗面器でそのお湯をかかりなからのシャワータイムということも多々ありますが、これに慣れると結構使い勝手がよいものです。旅の途中の洗濯にもとても便利ですし。


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日用品のお店。スパイスにお米、ドリンク類にシャンプーから洗剤まで。

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奥にあるのは唐辛子、手前にあるのはもしかしてシカカイ?
シカカイは煮出してシャンプーにするととてもしっとりします。もちろんパウダーでも売っています。パウダーならヘナをするときに混ぜてもよしです。


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緑の軒下がとってもいい感じ♪


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ちょっと品揃えの充実した果物屋さん。やはりバナナは吊しておくと長持ちするようです。我が家にもアリマス・・・バナナスタンド。


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神様にお供えするお花を売っているお店。レストランの中にも、タクシーの中にも、オートリキシャの中にも神様が置物や額やステッカーでいらっしゃるインドですが、さすがにこのお店では神様が勢揃いでした。


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こちらは髪に飾るお花を売っているお店。
右側の緑の葉っぱは噛みたばこ用の葉っぱらしいです。

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南インドでは生のジャスミンなどを髪飾りにしている女性がとても多くて、横を通り過ぎるととてもいい香りがします。


ということでいろんなお店がありましたが、ヨーガ部長は大丈夫だとしても私の日本人なおなかにやさしげなお食事処はなく、ランチはホテルに戻ってミールスをいただきました ase





ゆるゆる世界遺産
ブログのインド旅行記が終わらないうちに一週間ほどですがアメリカへ行ってました。こちらもヨーガ部長の仕事に便乗し、ドライバー助手ってことで。

そんなわけで頭の記憶容量が少なくなってきていると感じる今日この頃、新鮮なアメリカの記憶に陣取られてインドの記憶が薄れてしまわないうちに続きを・・

マハーバリプラムは小さい街のなかに遺跡がいっぱい。
ほかにも、7世紀後半に波打ち際につくられた海岸寺院や、19世紀まで砂に埋まっていたという巨大なひとつの石を彫刻してつくられたというパンチャ・ラタなどの世界遺産があります。


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海岸寺院は波風の浸食(無断の立ち入りも?)をふせぐために柵がされて、防風林が植えられてまわりは芝生できれいに整備されていて、せっかくの雰囲気が残念な感じになっている気がしないでもないですが・・・


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商売上手なおじさん。
柵の向こうは海岸で、おじさんはそこで集めてきたのかお土産用に貝殻などを柵のこちらの観光客に売っていました。
どのようにして商品やお金をやりとりするのだろうと思ったら、右下のペットボトルがのぞいている小さな穴からやりとりしてました。「おー、なるほど!」と感心していると誇らしげでした(笑)


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パンチャ・ラタ。
もとはひとつの大きな岩だったとはにわかには信じがたい大きな遺跡。


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1400年以上も前の貴重なものなのだろうに、別に警備員がいるわけでも、注意書きがあるわけでもなく、みんな遺跡に登り放題、さわり放題。

ユルユルインド。






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